投資で生き残るために待ち伏せ戦法が一番
前回の記事でも述べましたように
今はどこの国の株を持っていたとしても、ヨーロッパ経済の安定感が不透明過ぎますし、万が一のことがあってからでは、今までの利益が一瞬にしてマイナスになります。
リーマンショックを経験された方は分かると思いますが、
「この銘柄だけは大丈夫!」と思われていても、結果的に連れ安を起こすんです。
・夏の閑散相場
・ファンド45日ルール(8月中旬)による決済
が毎年のように当てはまっています。今年も当てはまる可能性は高いと思います。
例として、
これは東証1部の某銘柄です。ずっと上昇トレンドの銘柄です。
それでも夏場から秋にかけては下落をしてしまい株価は冷え込みます。
ほとんどの銘柄は下落トレンドとなり、連れ安と起こすでしょうね。
なので、実は株価というのは上げるタイミングよりも
下がるタイミングの方が過去を勉強すると分かりやすいのです。
野村ID野球は、ピッチャーの癖をとにかく見抜く。そしてそれが実践で活用できれば攻略の糸口を見いだせると、選手に叩き込みました。
株価の動きも癖が必ずあります。そしてそれをうまく活かしていければいいだけです。
もちろん今年もそれが当てはまるかどうかは分かりません。外れるかもしれませんが、
データというのは大切です。
今から戦略を立てるのであれば、東証1部の中堅クラスの空売り戦略が一番無難だと思います。
ましてや、今はドイツ銀行の危機、ヨーロッパ全体の金融危機がささやかれているなか、万が一のことが起こったときは空売りがさらに効果を示します。
大きく利益を取れる絶好のタイミングが来ているのかもしれませんね。